メルとモノサシ

2023/12/22 16:46

デザインは制限があるほど面白い。不要な革から“誰かのため”を生み出す「tete」のがま口プロジェクト

思い入れはあるけれど、ほとんどつかわないまま、クローゼットに眠っている革製品。多くの人にとって、思い当たるものがあるのではないでしょうか。 バッグブランド「tete」のデザイナー・古田佐和子さんと...

2022/10/18 10:42

“意表をつく面白さ”が魅力。「ダブディビ・デザイン」は福祉でない立場から障がい者アートの価値を伝える

あなたの暮らしに、お気に入りの“アート”はありますか? 「ダブディビ・デザイン」のハンカチは、思わずクスッと微笑んでしまうような面白いデザインがいっぱい。すべて、障がいのあるアーティストによって...

2022/06/14 12:06

“脱プラ”の流行にとらわれない。「N h e s .」の歯ブラシをつかうと、おのずと環境を想い始める

最近は「脱プラスチック」という言葉を耳にすることが増え、多くのものが自然由来の素材でつくられるようになってきました。 毎日つかう歯ブラシもそのひとつ。竹製や木製のものを見かける機会が増えていま...

2022/05/02 10:33

“ダメなところ”がいい。「スゲーテキスタイル」の注染手ぬぐいは、布をつかい続ける楽しさを教えてくれる

日本の手ぬぐいと、アメリカのバンダナ。どちらも“古くからつかわれてきた生活布”であることに気付いていましたか? 「スゲーテキスタイル」の手ぬぐいは、いわばその2つの良さをかけあわせたもの。ヴィンテ...

2021/12/17 10:28

知るほどいとおしい、鹿の生きざま。「ENISICA」はしなやかなジビエ革に、貪欲に生きた証を映し出す

鹿という生き物に、あなたはどんなイメージを持っていますか? 神聖な生き物として描かれる映画の中や、直に触れ合える観光地でのイメージが強いかもしれません。しかし今の日本では、鹿は畑を荒らす“害獣”...

2021/10/01 00:10

おもしろいからこそ、続く。職人にアイデアをぶつける「POTTENBURN TOHKII」の生地づくり

粉雪にシロップをかけたかき氷、N極とS極がくっつく棒磁石、葉っぱと蔦がネットに絡んで伸びていくゴーヤカーテンーー。 2021年に10周年を迎えたアパレルブランド「POTTENBURN TOHKII(ポッテンバーントーキ...

2021/08/27 12:21

印刷業界から在庫紙が消える日をめざして。“ない”部分にこそ感じる「kamikatu舎」のノートの価値

パソコンやタブレットなどが普及しても、日常のどこかできっとつかい続けていくであろうものの一つ、ノート。 メモ用だったり、日記用だったり、はたまたなんとなく持ち歩いていたり。ふっとアイデアが浮か...

2021/07/09 16:41

素材も人材も時間も。「USE UNUSED」を心ゆくまでつかうことは、遊休資源を継続的にいかす。

ものづくりにおける“資源”には、素材と人材、それに時間や場所などがあります。 「素材にばかり光が当たると、人材が見えなくなってしまいがち。」と話すのは、毛布ブランドLOOM&SPOOLを手がける廣瀬さ...

2021/06/25 16:19

未活用の資源から生まれた「巡り巡る」がかたちづくる日常は、子どもの可能性を広げ、ほしい未来をつくる。

 きっかけは2018年、浦田さんが出産をしたことでした。 「自分のほしいと思うマザーズバッグやベビーカーバッグになかなか出会えなかったので、テント生地でつくってもらったら、軽いし拭けるし丈夫だ...

2021/04/20 15:23

仕上げの櫛を入れタテ糸がフワッとほどける瞬間、「CUORE」は播州織産地のいろんな人の思いをつなぐ。

「CUORE」村上加奈子さんのストーリー  昔から、服やアクセサリーが大好きなんです。結婚して子どもが生まれてからも、出かける時にはアクセサリーをつけると「楽しい!」ってスイッチが入って。だけど...

2021/02/04 14:56

料理の向こうに遠い国の生活風景が見える。それがすごくいとおしい。「世界のごちそう博物館」本山尚義さん

「世界のごちそう博物館」本山尚義さんのストーリー料理旅で知った世界の現実 10代の終わりから、自分のレストランを持つことを夢見てフランス料理店で修行をしていました。ところが旅行で初めて訪れたイン...

2021/01/11 16:51

ガラスの欠片が何十年も漂流して丸くなっていくのは、たまらなくいとおしい。「UMIUMI」得本朋さん

「UMIUMI」得本朋さんのストーリー  小さい頃から集めていた 漂流物のガラスや陶器のかけらを拾い集め始めたのは、すごくすごく小さい時からで、私自身にも記憶がないぐらいです。 公園では...

2020/12/20 14:41

シリアと日本。「YDY」がつくるものを通して人と人がつながっていくのって、いとおしい。

きっかけはイラク戦争 高校2年生から3年生になる春休みに、イラク戦争が始まったんですよね。それまであんまり社会のことに興味ってなかったんですけど、たまたま友人が森住卓さんというフォトジャーナリス...

2020/12/17 14:16

同じものをつくり続けられることが、何よりいとおしい。「LOOM&SPOOL」廣瀬友子さん

「LOOM&SPOOL」廣瀬友子さんのストーリーデザイナーとして感じていた疑問 長年、テキスタイルデザイナーとして商品をつくるお手伝いをしてきました。シーズンごとに毎回毎回新しいデザインをつくって。...